そごう美術館では、水木しげる「魂の漫画展」を開催します。
1922年に生まれて一昨年11月に亡くなるまで、戦争で片腕を失いながら、93年間の生涯を現役であり続けた水木さん。本展覧会は漫画家・水木しげるの多才な画業に迫り、作品の魅力を再確認、再発見する意義を持って開催します。
境港で過ごした幼少期、地獄極楽絵図に心を奪われ、目に見えない世界を信じるようになりました。そして太平洋戦争激戦の地、ラバウルで生と死を彷徨いながら、理不尽な戦争で失った多くの魂を見つめてきました。極貧生活を送り、片腕で独自の画風を模索し続けながら、水木さんは魂を込めて作品を描き続けました。
そう、水木さんの作品には「魂」が宿っているのです。水木しげる~魂の漫画展~ どうぞご期待ください。