お笑い芸人のバカリズムが、8月25日（土）と26日（日）に放送される『24時間テレビ41』（日本テレビ系）内のスペシャルドラマ『ヒーローを作った男　石ノ森章太郎物語』に出演することがわかった。バカリズムは、石ノ森章太郎に多大な影響を与え、“漫画の神様”と呼ばれた手塚治虫を演じる。本作は、「サイボーグ009」「仮面ライダー」「がんばれ!!ロボコン」「人造人間キカイダー」「秘密戦隊ゴレンジャー」など、数多くのヒーローを世に送り出した漫画家・石ノ森の生涯を、Sexy Zoneの中島健人を主演に迎えてドラマ化。石ノ森の人生を変え、作品の礎にもなった姉・由恵との家族愛や絆を描く。これまでに、唐沢寿明、藤岡弘、、水野真紀、梅沢富美男ら、石ノ森と縁の深い俳優の出演が決定しているが、新たに手塚役としてバカリズムの出演が決定。漫画好きで知られ、自ら描いた絵をネタにすることでも知られているバカリズムについて、番組の次屋尚プロデューサーは、「物語の中でもキーパーソンとなる非常に重要な役。独創的でカリスマ性を持ち合わす存在感のある人に演じてもらいたく、バカリズムにオファーした」と、起用理由を明かした。バカリズムは今回のオファーに対し、「手塚先生の作品は小さいころから大好きだったので本当にうれしかったです。“神様”を演じさせていただけるというのは光栄なことです。ありがとうございます」と恐縮しつつ、演技については、「どうしようかなって思ったんです。物まねするわけにはいかないですし。自分は自分なりの手塚先生を演じたつもりです。この眼鏡とベレー帽で手塚先生はおおむね出来上がるので、あとは自分なりに、無理しないで演じようと思いました」と説明。また、トキワ荘マニアでもあるそうで、「今回のスタジオセットを拝見しても、忠実に再現されていました。どこが誰の部屋かわかるくらい好きだったので、撮影は楽しかったです」と振り返った。さらに、石ノ森作品については、「（ぴったりの）世代ですから、仮面ライダーからサイボーグ009など拝見していました。またトキワ荘時代の若いころの漫画も知っていました」と思い入れたっぷりに語り、最後は「ぼくの“漫画の神様っぷり”をご覧いただければと思います！」とアピールした。